根管治療とは…
根管治療とは、神経を取る治療や、根の先端に膿が溜まった時に行う「歯の根っこの治療」のことで、汚染された歯の根っこの内部を消毒することで、歯をなるべく残していくことができます。
根の内部は肉眼では見えづらく、しかも複雑な形態をしているため、歯科治療の中でも最も難しい治療です。
根管治療時の注意点
■ 根管治療に伴い痛みが出ることがあります
根管治療の際は、特に治療後に痛みが出ることがあります。
根管治療中は痛みが出ることも珍しくないため、あらかじめ痛み止めを処方しますが、耐えられない痛みがあるような場合には、お早めにご連絡をください。
■ 治療回数がかかることがあります
根管治療は、根の内部を段階を踏みながら、くまなく清掃・消毒する必要があります。
また、根の内部の形態によっては治療がとても複雑で、何度も通院していただく場合があります。
同じ治療を何度も行うため疑問や不安を感じる方も少なくありませんが、治療を途中でやめてしまうと、せっかく改善してきた状態が再度悪化したり、残せる見込みのある歯も残せなくなってしまう可能性があります。
できる限りご不安の無いように治療を進めて参りますので、最後まで治療を受けていただきますようお願いいたします。
マイクロスコープ
中央歯科クリニックでは、ライカ社製の歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を日々の診療に導入しております。
導入した理由といたしまして3つ程ございます。
1. より正確な診査・診断が可能に
2. より精度の高い医療を提供するために
3. コミュニケーションツールとして
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、これまで肉眼で見てきたよりも3~20倍拡大して治療する場所を見ることが出来ます。
私たちはこれまでのような肉眼だけに頼るのではなく、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使い、これまで以上に細部への診査・診断、治療精度を向上させるべく取り組んでおります。
また、お口の中の治療は、今現在の歯の状況や治療の様子、治療後の状況など分かりにくい事が多いと思います。
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)では、私たちが顕微鏡下で見ている状況を写真や動画にしてすぐにお見せすることも出来ます。