「おくちポカン」をご存じでしょうか。
テレビを見ている時やリラックスしている時に、口が開いている状態のことを言います。
その状態では鼻呼吸ではなく口呼吸を行っているため、菌やウィルスが体内に入り込みやすくなり、免疫力の低下や感染症にかかりやすいなどのリスクが高くなります。
もちろん歯並びにも影響を与えます。
口が開いたままでいると、ほっぺたの筋肉の圧力が変わることで歯並びに影響を与えたり、顎や舌の位置が正常でなくなることでも歯列がゆがむ原因になるのです。
最近はマスクをしていることが多いため、息苦しさからマスクの下で口呼吸をしている子供たちが多くなっているとも指摘されています。
「おくちポカン」もしくは口呼吸をしているようであれば、歯科医院で「口唇閉鎖力」を測定することができます。
もし口唇閉鎖力が低下していると疑われる場合は、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングをお勧めします。
気付いた時に「おくちポカン」になっていないかチェックしてみて下さいね。