首都圏では再び新型コロナウイルス感染症の感染者数が増えてきているようです。
以下は、再び緊急事態宣言が出された場合の当院の方針です。皆様のご理解、ご協力をお願い致します。
緊急事態宣言下での当院の新型コロナウイルス感染症対策に関する指針
①受診を控えていただく基準(患者さんおよび付き添いの方)
- 発熱、咳、倦怠感などの症状がある方
- 味覚、嗅覚に違和感、初期症状が疑われる方
- 過去14日以内に海外渡航歴、感染拡大地域(特に特定警戒都道府県)への滞在歴のある方、感染が確定した方との濃厚接触の可能性がある方
- 過去14日以内に50人以上の屋内でのイベント等に参加した方
- 現在、同居する方に上記が当てはまる場合
- 現在、同居する方が自宅隔離を要請されている場合
②患者数の調整と治療内容について
- 患者数の制限を行い、適切で余裕をもった診療体制にします。
- 飛沫が発生する可能性のある治療はできるだけ行わないようにします。
- 緊急性の低い治療は終息が認められるまで控える方針を取ります。
③待合室について
- 患者さんと付き添いの方に対する健康状態の聞き取り、検温を行い、上記に当てはまる場合は保健所への相談や対応医療機関への受診をお勧めします。
- 換気の徹底を行います。
- 来院される方のアルコール消毒薬による手指消毒・洗面所での手洗いの徹底をお願いします。
- 患者さんごとの施設接触面、設備の清拭・消毒(70%エタノールもしくは1%次亜塩素酸ナトリウム液)を行います。
- 屋外、車内での待機等をお願いし、複数人が同空間に滞在しないようにします。
④診療室について
- スタンダードプリコーション(感染症の有無にかかわらずすべての患者さんに適用する疾患非特異的な予防策)の徹底をします。
- 患者さんに対し治療前のうがいをお願いします。
- エアロゾル(飛沫や粉塵など)発生を最小限に抑える治療を優先し、口腔外バキュームを使用します。
- 診療と診療のインターバル、ユニットについてもインターバルを設けます。
⑤医療スタッフへの対応について
- 歯科衛生士、アシスタントも術者と同様の感染防護に努めます。
- 毎日の検温、体調チェックを行います。
- 3密への外出制限を要請します。
- 万が一医療スタッフの不足が生じた場合は診療状況の調整を行います。
一般社団法人岩手県歯科医師会の新型コロナウイルス感染症対策指針より