暑い日が続いていますね。
みなさんはどんな夏休みを過ごす予定でしょうか?
夏の楽しみといえば、ビアガーデンもそのひとつ。
冷たいビールを片手に、暑さを忘れるひと時を過ごされる方も多いでしょう。
その発祥は19世紀にビールの本場、ドイツの醸造所だったといわれています。
テーブルとベンチを河畔に並べて、ビールを市民に提供したことが始まりだそうです。
暑い中で飲む、冷えたビールは格別のおいしさがありますね。
さて、ビールは虫歯になりやすい飲み物でしょうか?
実はアルコールは、糖質が多く含まれるもの、少ないものの2種類に分けることができます。
ビールやワイン、日本酒などの「醸造酒」は糖分が含まれているため、虫歯になりやすいアルコール類と言われます。
一方でウィスキー、焼酎などの蒸留酒は糖質がほとんど含まれないアルコールです。
比較的、虫歯になりにくいアルコールと言えますね。
しかし、油断してはいけません。
大切なのは、飲み方や飲んだ後のケアです。
長く時間をかけて飲むほどお口の中は酸性に傾き、虫歯のリスクは高くなります。
そしてたとえ蒸留酒であっても、おつまみを食べるとやはり酸性に傾いてしまうのです。
長時間の飲食や、脂質や糖質を多く含んだ食べ物は、まさに虫歯のリスクを高める好条件です。
このリスクを最小限に抑えることが大切です。
いくつになってもおいしいお酒や食事を楽しみたい方は、時間や量に気を付けながら、また、飲んだ後の歯みがきやケアを忘れずに行いましょう。