ふとした時にお口があいている「おくちぽかん」。
口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)といい、口呼吸をすることからアレルギー疾患や虫歯、歯周病などのリスクを高めたり、歯並びやかみ合わせの異常を引き起こす原因にもなることから、注意が必要です。
最近の子どもたちの遊びに変化があることも、口周りの筋力の低下につながる一つの要因だと言われています。
口笛を吹く・風車を回す・シャボン玉や風船を膨らます、などの口遊びが近年は少なくなっているようです。
これらの遊びは、口周りの筋力を使うため、口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)をはじめとする、口腔機能発達不全症のトレーニングとしても有効です。
当院では来院された12歳以下のお子さんにおもちゃを一つプレゼントしていますが、その中に、風船やシャボン玉、ふき戻しなどもご用意しています。
昔なつかしいおもちゃで一緒に遊びながら、トレーニングしてみてはいかがでしょうか?