お口の中にある金属を、白い材質に置き換える治療があります。
- 銀歯が外れた
- 以前治療した歯が2次虫歯になった
- 金属アレルギーが心配
- 口元を明るくしたい
などに当てはまる方は、金属を外して白い材質(セラミック)に置き換える「メタルフリー治療」をご検討ください。
保険でできる銀歯とアレルギー
保険が適用されているから安心な治療だと思っていらっしゃる方は多いと思いますが、材質については約60年前に制定された制度の基準がほぼ進歩していません。
最近になって保険適用から外れた「アマルガム」は、当初は安全と言われていましたが、最近では溶け出した金属(水銀等)が体内に吸収されアレルギーを引き起こす原因になると言われています。現在保険適用となっている金属「パラジウム」についても、実は同じように少なからずアレルギーを引き起こすリスクがあるのです。
白い歯(セラミック)の方が、歯の寿命が長くなります
セラミックの表面を拡大して見た時、パラジウムと比べて凹凸がなく滑らかであることがわかります。これが細菌の塊とも言えるプラークの付着を防ぎ、この事が歯と被せ物のわずかな隙間から細菌が侵入するリスクを軽減し、2次虫歯を起こしにくい要因となります。
また、歯周病の観点からも、金属の少ない口腔内は歯肉の炎症が少なく良好な状態を保ちやすいメリットがあります。
セラミックとプラスチックの違いは?
セラミックと同じように金属でなく、白い詰め物の材料としてプラスチックがあります。セラミックとプラスチック、どんなところに違いがあるのでしょうか?
私たちの生活に欠かせないプラスチックですが、お口の中では唾液に晒され続けるため劣化が早くなります。その点セラミックは唾液や温度変化に影響を受けにくい性質があり、変色、変形の心配がありません。色調に関しても、プラスチックは単一の色調であるのに対し、セラミックは自然な透明感を出すことができます。清掃性の面でもプラスチックはプラークが付きやすく、セラミックは付きにくい素材です。
メタルフリー治療について費用、治療の流れ、期間等のご相談は、お時間を設けて行なっております。
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