長かったマスク生活もひと段落。マスクをはずして楽しいおしゃべりをする機会も増えてきました。
最近はマウスピース矯正などの目立ちにくい矯正が普及してきていることもあり、矯正治療や歯並びについて関心を持たれる方が増えています。
そもそも矯正治療は、どうして必要なのでしょうか?
歯を失う原因は、実は歯並びにあるかも?
私たちが一生の中で歯を失う主な原因は、
- 歯周病
- 虫歯
- 破折(歯が折れること)
となっています。
私たちが生涯自分の歯を失わずに守っていくためには、これらを予防することが重要です。
実はこの3つの歯を失う原因のすべてに、歯並びが関係しています。
- 歯並びが良くないと、清掃が行き届かず細菌の温床になりやすいため、虫歯や歯周病が進行しやすくなる。
- かみ合わせが悪いことで、一部の歯に過剰に咬合力が加わり、歯槽骨吸収が起こる、細菌が原因ではない歯周病のリスク。
- 破折は虫歯などによって神経を取り、もろくなった歯に起きやすいが、それとは別に、不正咬合で特定の場所に過剰な負担がかかる場合も破折しやすいリスクがある。
このようなことから、整った歯並びでいることは、虫歯、歯周病の感染症になりにくく、また、かみ合わせの際、歯や骨に過剰な力を伝えにくくしてくれるという、大きなメリットがあるのです。
当院では、一生涯歯を大切にしたい方、健康でいつまでも自分の歯で噛みたい方にも、矯正治療をおすすめしています。