『お口ぽかん』という言葉を聞いたことはありませんか?
唇が、
- 笑う時
- しゃべる時
- 食べる時
以外に開いていたら、『お口ぽかん』です。
そんな方は鼻呼吸ではなく、「口呼吸」をしています。
口呼吸は、歯並びに影響を与えます。
口呼吸が歯並びに与える影響
きれいな歯列は、内側から舌が押す力と、外側から唇や頬が押す力のバランスで作られますが、口呼吸をしていると、舌は上顎を押す正しい位置から外れて、顎を内側から押す力が弱まり、顎が正しい方向に成長しなくなります。
口呼吸によって正しい歯並びの成長が妨げられると、かみ合わせの異常や、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、骨格や表情といった、お顔立ちにも影響を与えることがあります。
口呼吸をし続けていると…
輪郭…骨格や口周りの筋肉が崩れて成長するため、鼻から下が長いお顔立ちになります。
目…口の筋肉が緩んでいると顔全体の筋肉も未発達になり、垂れ目や黒目の下に白目が見える(三白眼)になるなど、表情の印象にも影響します。
口呼吸は習慣づいてしまう前に、早めに治すことが大切です。
普段から、何気ない時にお口が開いていることがあれば、ご相談下さい。