こんにちは。まだまだ暑い日が続いてはいますが、いつの間にか8月も残りわずかとなり、コロナが終息することなくこのまま1年を迎えてしまいそうですね。
そんなコロナ禍で日本政府の国家運営にかかわる方針、いわゆる「骨太の方針」の決定が7月、国会でなされました。
歯科の分野においては、「細菌性やウイルス性の疾患の予防という観点も含め、口腔の健康と全身の健康の関連性を更に検証し、国民への適切な情報提供を強化する」とあります。
詳しくは、令和2年7月 17 日閣議決 定「経済財政運営と改革の基本方針 2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」32ページ 『「新たな日常」に対応した予防・健康づくり、重症化予防の推進』をご参照下さい。
https://www5.cao.go.jp/keizaishimon/kaigi/cabinet/2020/2020_basicpolicies_ja.pdf
つまり、細菌性やウイルス性の病気予防の観点からも、口腔ケアが有効ではないかと国も期待をしているのです。
私たちの生活から菌やウイルスを完全に排除することはできません。
今までも人と菌やウイルスは共存してきましたし、今後また新たなウイルスの出現もありうるでしょう。
重要なのは免疫力や基礎体力をできるだけいい状態で維持していくことです。
私たちの行う口腔ケアがその一助となるよう、これからも知識や技術を高めて行きたいと思います。