歯医者さんで売られている歯磨剤は、なぜ泡立たない?

みなさんは普段、どんな歯磨剤をお使いですか?

スーパーやドラックストアには様々な商品が並んでいますね。

市販の歯磨剤と歯科医院で売られている歯磨剤は、何が違うのでしょうか?

 

歯科医院ですすめられる歯磨剤を使ったことのある方はご存知だと思いますが、歯医者さんで取り扱う歯磨剤のほとんどが、泡立たないタイプではないでしょうか?

そして香りもマイルド。

「なんか、物足りない…」「磨いた気がしない」そう感じる方もいらっしゃると思います。

実は歯科医院で売られている歯磨剤は、わざと泡立たず、香りも強くなくしています。

 

 

意外に知られていないフッ素の使い方

虫歯予防にフッ素が効果的であることは、良く知られています。

このフッ素を有効に活用する場合、高濃度であることの他にもう一つポイントがあり、それはお口の中にとどまっている時間の長さです。

フッ素はお口の中に長くとどまっている時に、むし歯予防の効果を発揮するのです。

お口の中がすぐに泡だらけになってしまったり、スースーし過ぎてしまうと、すぐにお口をゆすぎたくなったり、何度もうがいをしてしまったり、していませんか?

これではせっかくのフッ素が、残念ながらお口の中に残っていない状態です。

時間をかけて(3分以上)ブラッシングを行い、ゆすぐ時は少量の水で1回だけ、ゆすぐようにしてください。

できるだけお口の中に、フッ素を残しておくことがポイントです。

 

 

フッ素を活用するために気を付けること

そしてフッ素の量ですが、歯磨剤は歯ブラシに乗せられるだけたっぷり使います。

(*6歳以下のお子さんには、低濃度のフッ素をおすすめしています)

フッ素は摂取すると体に良くないと言われた時期もありましたが、適切な量を使用する場合には問題ありません。

日本では2017年に薬事法が改正され、家庭で使用できるフッ素濃度の上限が1,000ppmから1,500ppmに引き上げられました。

しかし予防大国スエーデンでは、その3倍以上のフッ素濃度の歯磨剤が普通に売られていたりします。

少なく使用すると、むし歯予防効果が薄れてしまいますので、たっぷり使いましょう。

また、就寝後は唾液の分泌量が減るためフッ素が流れにくくなります。夜寝る前の歯磨きにフッ素を使用するのは、大変効果的です。

 

フッ素の使い方、3つのポイント

  • うがいは少量の水で一回だけ
  • たくさん使う
  • 毎日使う(特に就寝前)

 

 

歯科医院で取り扱う歯磨剤は、高濃度のフッ素、低研磨、低発泡性、低刺激性のものです。

また、フッ素のほかに、歯周病を予防する薬剤の入ったものや、歯質を強化するリン酸カルシウムが配合されたタイプの歯磨剤など、その人の口腔環境に合わせた歯磨剤を選ぶことができます。

 

歯磨剤を上手に活用して、むし歯予防にお役立て下さい。

 

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